【第9話】カーペット掃除地獄が始まった <苦悩な日々>
部屋のあっちこっちでチッコしちゃう杏ちゃん。
帰ったらカーペットを掃除して、お風呂あがったら掃除して、朝起きたら掃除して。。。カーペット拭き地獄が始まりました。ここからネットで検索しまくりです。
子犬 トイレ できない
子犬 トイレトレーニング
犬 シート 食べる
メッシュ トイレ できない
いろんなサイト、見まくりましたねー。その中で光る情報を発見。シートを食べてしまう子は、洗濯用ネットにトイレシートを入れると破っても食べられないと。
これは良いかも!!
100円ショップに走りました。洗濯用ネットにトイレシートを入れてみました。
杏はダメでした。。。
洗濯用ネットの上ではチッコしませんでした。ネットを無理やりトレイに挟んでみたりもしましたが、結局ダメ。
カーペットも6帖1枚ものだったので洗うことができず、どんどん匂いも残っていく。消臭用スプレーを使っていましたが、消費量半端ない。。
こんなフリーな状態ではダメなのかも。でもケージはトラウマ。一度フリーにしてしまっているので、狭いケージは無理だろうなあ。
何かいいものないかなと、また検索しまくるのでした。
続く。
【第8話】順調だった日々の終了。トイレがやり直しに。<苦悩な日々>
杏を迎えたのは10月10日。10月25日にはこのようにケージも撤去し完全フリー状態。
スマカメという、外からもスマホで様子を見ることができる監視カメラ。設定も簡単なのでおすすめです。
仕事中、たまに様子を見ていたのですが、そのうち「あれあれあれ」という行動をはじめたんです。それは、トイレシートをあちこちに移動。トレイから掘ってはずして振り回す。
そして、ここから長い闘いのきっかけとなった行動。それは、
トイレシートをビリビリに破り、食べてしまう。
というい問題行動。
杏は胃が弱い子なので、そんなもの食べたらあっという間に胃がキュルルルルー。ウンPと一緒に出てくればいいのですが、使い捨てトイレシートといえば、吸水ポリマーが使われているので、胃の中で膨らんだらなんて考えたら卒倒してしまう。
これはいけないと、慌ててメッシュのついているトイレを買い足し。
そしたら・・・・・
トイレ全然できなくなったー!
まったくできなくなりました。杏は足裏でシートの感覚を憶えてたのか、は?なに?と言わんばかり、メッシュの上に乗せてもノーリアクション。さっさとトイレが勝手にできてしまっていたのでトイレコマンドを教えるなんてこともしてません。なので誘導してもできるはずがなく。。。。
メッシュをはずすとできるんです。イヤー困った。
とりあえず、一度シートにチッコをさせておいて匂いのついたシートをメッシュトレイに敷いて出かけてみました。スマカメを覗きました。
あーあーあー
全然違うところでチッコしちゃってます。
帰ってきました。
部屋中チッコだらけ。
唖然としました。ここから、長い闘いが始まるのでした。
続く。
ちなみに、メッシュトレイは今もサークルで使用してます~。今はしますよ~。
【第7話】たった2週間。本当に完全フリーにするのか?<苦悩な日々>
2週目の土曜日、ケージを撤去することになり、完全フリーとなった杏ちゃん。先代の子もケージからの脱走によりフリー化したのは早かったのですが、ここまでは早くはなかったなあ。
トイレも、ちゃんとまだできて.........る!!
(スミマセン、ウンP映ってます)
フリー状態でも、2週間でトイレができてしまう杏ちゃん。おそらくブリーダーさんのところではトイレシートが敷き詰められていた場所にいたようで、足裏感覚はすでにしっかり憶えているみたい。
にしても早い!すごい!!天才!!!
なんて思ってんたんですよね。ところがこの後、お留守番の時間が徐々に長くなっていくにつれて、これから頭を悩ますある問題が起きるのでした。
続く。
【第6話】大事件発生・ケージを撤去することに<苦悩な日々>
迎えてからなんと4日目にして部屋をフリーにすることになってしまった杏さん。どうなることやらと思ってましたが、寝たいときは自分でケージに戻っていったりして、なんだか思いのほか順調!そんな気配を見せていたある日の土曜日。
大事件がおきました。
ゆったりとしていた土曜日の午前中。杏はケージの中で寝っころがって、ケージの横線をガシガシ噛んでました。穏やかな休日。そんな空気が漂う中、突然
「ギャギャギャギャーキャーキャー」
悲鳴のような大声が止まらない。
何が起きたのかわからなくてあまりにもビックリして、一瞬動けませんでした。よく見ると、ケージの横線を噛んでいた上あごというか、犬歯が横線に引っかかってしまっていました。
この部分です。
普通であればそんなことにはならないと思うんですが、寝っころがって変な姿勢で噛んでいたので見事に挟まってしまった。そして自分ではまったく外せない。私もいろんな角度から挟まったあごを外そうとするのですが、杏も痛がるしなかなか外れない。
響き渡る杏の悲鳴。
このまま外れなかったらどうなるんだろうか。そんなことが頭をよぎる。
ここから、何をどうしたかは私もあまり記憶がありません。なんとか引っかかった犬歯・上あごをケージ横線から外して事なきを得ました。杏の悲鳴も止み、何事もなかったかのように。
あまりの大事件に、しばらく動けませんでしたが、次にとった行動はケージの撤去。杏はもうやらないかもしれないけれど、もう私がトラウマ。土曜日で私がいたからよかったものの、平日だったらどうなっていたかと思うと・・・。
この事件が起きたのは杏を迎えて2週間後。2週間でケージもなくなり、部屋をフリーで過ごすことになるのでした。
続く。
【第5話】天使と悪魔の二重犬格?マニュアル通りにはまったくいかない <苦悩な日々>
いろいろありますが、昼間は圧倒的な天使っぷり。正直、かわいいったらありゃしない。何といっても顔を近づけるとチューしてくれる。先代の子はまったくしてくれませんでした(苦笑)。
そんなかわいい杏ちゃんですが、夜になると豹変。
狂ったように暴れ、唸ります。叱ると逆上。
これはどうしたものかとブリーダーにメールしました。すると、「日中の運動が足りないのでは?」とのこと。
えぇぇぇ。。。
子犬は疲れ知らずで遊んでしまうので、遊ぶのは1日合計で10分程度でと言われていたのを忠実に守っていたんですが、どうも杏はそれではストレスが溜まってしまうらしく。
夜の唸り始める時間帯の前に、ボールを投げたりしてかなりしっかり目に遊んでみたところ、少しずつ悪魔になることがなくなり始めました。
杏ちゃん、キミは本当にマニュアル通りにはいかない子なのね。。。
天使の杏。
続く。
【第4話】こんなに小さい子なのに、唸るし吠える声怖い・・<苦悩な日々>
4年ほど前まで、犬を飼っていました。その子はチワワの男の子。ものすごくマイペースで、猫みたいな子でした。甘えるように寄ってくることは少なくって、私が寄っていくと、「いや!」と前脚で拒否するような(苦笑)そんな子でした。
身体はチワワなのに4.2キロ。骨太で体格しっかりした子だったので、ぶつかられるとこっちが痛いわ!となるような子。杏とは真逆な体型ですね。
チワワを最初に迎い入れたマンションがペット禁止だったこともあって、吠えられたら困る。なので吠えたり鳴いたりしたら叱っていました。そんなことをしていたので、まったく鳴かない子になったんです。鳴くのは私が間違って足を踏んでしまったときぐらい。その時も、自分で自分の鳴き声にビックリするような、そのぐらい鳴かない子だったんです。鳴かないどころか、唸るようなことも一回もなかったかも。
私にとっての犬とはこのチワワ。これが当たり前だと思っていたので杏も同じだろうな。そんな風に考えていたかもしれません。
が、しかし。
杏は唸りました。おもちゃに向かって唸る。吠える声もこんな小さな身体から出ているとは思えない成犬なみの声。THE犬。という感じで(苦笑)。
犬それぞれ、は当たり前なんですが、あまりの違いにビックリ。
先代の子と比べるのはやめようと思ったのでした。
続く。