【第4話】こんなに小さい子なのに、唸るし吠える声怖い・・<苦悩な日々>

4年ほど前まで、犬を飼っていました。その子はチワワの男の子。ものすごくマイペースで、猫みたいな子でした。甘えるように寄ってくることは少なくって、私が寄っていくと、「いや!」と前脚で拒否するような(苦笑)そんな子でした。

 

身体はチワワなのに4.2キロ。骨太で体格しっかりした子だったので、ぶつかられるとこっちが痛いわ!となるような子。杏とは真逆な体型ですね。

 

チワワを最初に迎い入れたマンションがペット禁止だったこともあって、吠えられたら困る。なので吠えたり鳴いたりしたら叱っていました。そんなことをしていたので、まったく鳴かない子になったんです。鳴くのは私が間違って足を踏んでしまったときぐらい。その時も、自分で自分の鳴き声にビックリするような、そのぐらい鳴かない子だったんです。鳴かないどころか、唸るようなことも一回もなかったかも。

 

私にとっての犬とはこのチワワ。これが当たり前だと思っていたので杏も同じだろうな。そんな風に考えていたかもしれません。

 

が、しかし。

 

杏は唸りました。おもちゃに向かって唸る。吠える声もこんな小さな身体から出ているとは思えない成犬なみの声。THE犬。という感じで(苦笑)。

 

犬それぞれ、は当たり前なんですが、あまりの違いにビックリ。

 

先代の子と比べるのはやめようと思ったのでした。

 

続く。

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